こんにちは。もきゅママです。
新型コロナウイルスは2023年5月8日以降、感染症法上の位置付けが5類感染症になりました。
5類感染症になったとはいえ、妊婦がかかると重症化リスクがあると言われているし…。赤ちゃんは大丈夫なの?薬は飲めるの?ととても心配になるかと思います。
私が妊娠20週で新型コロナウイルス陽性(同時に膀胱炎にも)になってしまった体験談をお伝えします。一緒に住んでいる夫も同じタイミングで感染してしまいました。
妊娠中の新型コロナ感染について、簡潔にまとめると下記になります。
・発熱・喉の痛み・身体の痛みがありしんどかった
・薬はお医者さんから処方されたものを服用した
・感染中は産婦人科にもかかれず、胎児の様子が心配だった
・胎児への影響は見られず、今もお腹の中で元気に育っています
※あくまでも私個人の体験談になる為、参考程度に読んで頂けたらと思います。
感染経路は?
感染経路については、発症する3日前に親族で集まっていたのでそこで感染したと考えています。大人9人+子供2人で集まりちょっとした会食をしました。(マスク無し)
私は専業主婦をしているのもあり、それ以外の日は、ほぼ人と会わず出歩いたのはスーパーと図書館のみでした。
親族の集まりには夫と一緒に参加しており、2人とも同時期に発症したので、そこで新型コロナに感染した可能性が高いです。
妊娠中は免疫力が下がってしまうので、やはり、基本的な感染症対策は必須だと痛感しました。
症状と経過
症状と経過を振り返りたいと思います。
発症日
●朝から喉が痛く違和感。夜に倦怠感があり、発熱(37.6度)。
発症2日目 朝から熱がある(37.8度)。
●産婦人科に電話相談⇨発熱している場合は受診不可と言われる。
●近くの内科に行く⇨PCR検査にて新型コロナウイルス陽性。
産婦人科に電話相談した際「腎盂腎炎の可能性もある」と言われていたので、同時に尿検査もしてもらう。白血球が多い為、膀胱炎にもなっていると言われる。
●カロナールを飲むと熱が下がるが、薬が切れると発熱の繰り返し(最高で38.9度)。
●薬が切れると悪寒に襲われる。
※カロナールを飲むとめちゃくちゃ汗をかきました
発症3日目 引き続き、朝から熱がある(38.5度)。
●喉の痛みが酷くなる。(食事をするのが辛いくらい)
●鼻水も酷くなる。
●耳の下あたりにズキズキした痛みを感じる。
●排尿がしんどい。(尿が出るまで10秒くらいかかる。汗をたくさんかいたからなのか、膀胱炎のせいか分からない。)
●お腹の赤ちゃんが心配で、市の相談窓口に受診可能な病院がないか、電話相談する。
⇨かかりつけの産婦人科か、陽性判定された内科に相談するように言われる。
⇨産婦人科に電話する。発熱があれば診れないので、内科でもらった薬をしっかり飲むように言われる。
発症4日目 朝から熱は下がる。
●この日からカロナールを飲むのをやめる。
●とにかく喉が痛い。
●胸のあたりに痛みを感じる。
●引き続き、耳の下の痛みもある。
●引き続き、排尿がしずらい。
発症5日目 平熱になる。
●酷い喉の痛みと鼻水は続く。
●排尿のしづらさも続く。
発症6日目〜
●喉の痛み、鼻詰まりは残るが、問題なく日常生活を送れるほどに回復する。
●味覚障害は続く。
●排尿のしづらさも続く。
発症から5日目には、熱が下がりだいぶ過ごしやすくなりましたが、その後も喉の痛みや鼻詰まりは1週間程度続きました。
(膀胱炎について)
また、新型コロナの症状は良くなっても膀胱炎は良くならなかったので、隔離期間を終えてすぐに内科を受診しました。
尿検査をしてもらった結果、白血球は変わらず出ているが、妊娠中のためこれ以上きつい抗生物質は出せないと言われました。なので、薬をやめて自然治癒を目指すことにしました。
今の薬をきちんと飲みきって、水分しっかりとることを心がけました。
幸いにも薬をやめて1週間ほどで、膀胱炎の不快症状は消えました。
新型コロナ感染中に服用した薬
妊娠中の薬の服用は、胎児への影響がないのか心配になりますよね。
私も心配でしたが、しっかりと妊娠していることを内科の先生に伝え、妊娠中でも比較的安全に飲める薬を処方してもらいました。
≪妊娠中のお薬について≫
妊娠中にお母さんが薬を飲んでいることで赤ちゃんに影響がある薬はほんの一部といわれています。妊娠中であっても必要があれば薬を使います。
自己判断で薬をやめてしまいお母さんの体調がよくないと、児に影響してしまうこともあります。薬の服用に関しては、医師や薬剤師に相談してください。
引用:2023 年 3 月 日本赤十字社医療センター薬剤部 妊娠中から産後の薬について①
https://www.med.jrc.or.jp/Portals/0/images/hospital/clinic/center/perinatal/kusuri_202305.pdf
高熱で長時間お母さんが苦しむよりも、お母さんが健康でいる為に薬を服用することが赤ちゃんにとってもいい場合もあるようです。
妊娠しているから薬は全て服用してはダメ!というわけではないので、お医者さんに相談し、適切な処方をしてもらうようにして下さい。
私は下記の3種類の薬を服用しました。
・カロナール…ご存知の方も多いと思います。痛みを抑えたり、熱を下げる薬です。
・カルボシステイン錠500mg…たんや鼻汁を出しやすくする薬です
※同時に膀胱炎にもなっていたので、抗生物質も飲みました。
・セフカペンピボキシル塩酸塩錠100mg
不安だったこと
妊娠中の新型コロナ感染中に1番不安だったのは、「産婦人科に行けない」ことでした。
内科には受け入れてもらえたのですが、かかりつけの産婦人科は、どうしても他の妊婦さんへの感染リスクがあるため受診不可でした。
そのため、どれだけ心配でもエコーなどで胎児の状態を確認することが出来ない日が続きました。
私が新型コロナに感染したのは、妊娠20週だったため、胎動がまだ僅かにしか感じられない時期でした。なので、少しでも胎動が少ないととても不安になりました。
感染後の胎児の様子
新型コロナの隔離期間を終えてすぐに産婦人科を受診しました。
とても心配していましたが、エコーで見た我が子は全く何の問題もなく、元気に動いていました。
産婦人科の先生にも、新型コロナにかかったことは伝えてありましたが、特別気にする様子もなく、胎児への影響は私が心配していたより、少ないものなのだなと感じました。
現在 まとめ
新型コロナに感染してしまい辛い時期を過ごしましたが、今では新型コロナにかかったことを忘れるくらい、赤ちゃんも元気に育っています。
実際に内科の先生にも「妊娠中にコロナにかかったなあって、思い出になるよ」と励ましてもらった程でした。
とはいえ、妊娠中の新型コロナ感染には、重症化や早産のリスクがあります。
免疫力が低下してしまう妊娠期間、普段から感染症予防対策を行い、もし感染症にかかってしまった場合は、お医者さんに相談し、適切に対応するようにして下さい。
以上、妊娠20週での新型コロナ体験談になります。
読んで頂きありがとうございました。
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