こんにちは。もきゅママです。
妊娠中に多くの妊婦さんが悩まされるという坐骨神経痛…。
私も妊娠後期に非常に悩まされました。とにかく痛い!日常生活にも支障が出るし、動くのも億劫になるので、気分も落ち込みますよね。
痛みで外に出る気にもなれず、症状が酷い時は1日家に引きこもる。そんな生活を送っていました。
ネットで検索しても、産婦人科の先生に相談しても、「妊娠中は仕方がない、産むまで治らないから今は我慢するしかない」そんなネガティブな言葉ばかりでした。
しかし私は、ピーク時(妊娠32w〜34w)は日常生活も困難なほど痛みが酷かったのですが、妊娠期間中に症状が良くなり、臨月に入る頃には不自由なく生活を送れる様になりました。
対処法を色々と試したので、直接どれが効いたのかは分かりませんが、「妊娠期間中でも坐骨神経痛の症状が良くなった人もいる」そんな希望を持って頂けたらと思います。
私が坐骨神経痛に悩まされていた時、実際に行った対処方法を紹介していきます。
妊娠中の坐骨神経痛について
これまでの人生で、腰痛や坐骨神経痛とは無縁だった私。まず、坐骨神経痛とは何なのか?なぜ妊婦さんはなりやすいのか調べました。
坐骨神経痛とは
坐骨神経痛とは、腰から骨盤内を通り足にかけて走っている「坐骨神経」が原因となって起こる症状です。お尻から太ももの裏、また外側にかけて走るような痛みやしびれが特徴的です。
坐骨神経が筋肉や背骨(脊柱)などのなんらかの組織により圧迫を受けたり、神経に損傷・炎症が起こることで発生します。
引用:https://rehasaku.net/magazine/lower/sciatica-pregnantwoman/
妊娠中に坐骨神経痛が起こりやすい理由
妊娠中の坐骨神経痛の原因はいくつかありますが、まず「お腹が大きくなること」は大きな要因の一つです。お腹が大きくなると、身体がバランスを取ろうとして、腰が反りがちになります。腰が反ると、腰に負荷がかかるだけでなく、神経を圧迫するので、坐骨神経痛に繋がりやすいのです。
また、「女性ホルモンと骨盤の影響」もあります。女性の身体は妊娠すると、出産時に赤ちゃんが出て来やすいようにするために、リラキシンという女性ホルモンを出し、骨盤が少しずつ開くように調整されます。しかし、開いた骨盤は神経を圧迫したり、骨盤を歪ませ、腰への負担を大きくしたりしてしまうので、坐骨神経痛の原因となりやすいのです。
引用:https://tential.jp/journals/foot/sciatica/021
私は赤ちゃんが小柄と言われており、お腹もそこまで出るタイプではありませんでしたが、それでもかなり身体への負担があったのだと思います。
実際に坐骨神経痛になってみて、妊娠中の坐骨神経痛は、単純にお腹が大きくなることでの姿勢の変化だけでなく、ホルモンの影響もかなり大きいのではないかな?と感じました。
実際の症状
下記、ピーク時に私が感じた症状です。
⚫︎仰向けになって寝ると、床に接しているお尻の骨が痛い。
⇨起き上がったり、寝返りを打つときに激痛。
⚫︎右のお尻の骨が痛く、片足で立てない。
⇨靴下やパンツを片足立ちで履けない。
⚫︎歩くときに痛みがあり、ゆっくりしか歩けない。
⚫︎特に階段が辛く、一段ずつしか昇り降りできない。
⇨右のお尻が痛かったので、かばう形で昇り降りしていた。
⚫︎お尻をかばって歩くので、膝や踵にも痛みが出てくる。
など…とにかく何をするのも痛かったです。
症状の経過 (症状の発生〜症状が良くなるまで)
私が坐骨神経痛に悩まされ始めてから、良くなるまでの経過になります。
31w…腰とお尻の付け根あたりに痛みを感じだす。
この時はまだ「ん?なんか痛いぞ〜お腹も大きくなってきたし、腰に負担がかかってるんだろうな〜」程度で、あまり深く考えていませんでした。
32w…痛みがかなり酷くなる。日常生活を送るのにも支障が出る。
32w〜34wは本当に酷くて毎日夫に「痛い、辛い」と泣き言を言っていました。笑
33w2dの時に整骨院へ行き、施術を受けました。その他にも、セルフマッサージなどを色々試しました。
34w…痛みが軽くなり、回復の兆しが見え始める。
痛みに慣れたのか?日常生活にもまだまだ支障はありましたが、不思議なことに徐々に痛みが軽くなっていきました。
36w…完璧ではないが、かなり良くなる。
痛みはまだ残っていましたが、痛みレベルがピークの10→1ほどになり、スタスタと歩ける様になりました。
37w(正期産の時期)…痛みを感じなくなる
坐骨神経痛に悩まされていたことを忘れるほど回復しました。ウォーキングをしたり、ショッピングに行ったり、残り少ないマタニティライフを楽しめました。
症状が良くなってからも、また再発するのでは?との不安はずっとあります。しかし、出産直前の39週を迎えた今も、問題なく過ごせています。
坐骨神経痛の対処方法として私が試したこと
坐骨神経痛の対処法として私が試したことを3つ紹介します。
整骨院
まずは整骨院へいきました。
ネットで検索し、妊娠中の腰痛も対応しているところへ行きました。
1時間程度、お腹に負担のないように仰向けで施術をしてもらいました。施術直後は楽になったのですが、その日のうちに「やっぱり痛い…!」となってしまいました。
担当してくださった方も、「妊婦さんはうつ伏せの状態で施術することが出来ないので、本領を発揮出来ずに悔しいです」とおっしゃっていました。
ただ、施術自体はとても気持ち良かったので、産後の骨盤矯正などに通わせてもらいたいと思っています。
テニスボールを使用したセルフケア
Youtubeで対処法、改善方法、セルフケアを検索してとにかく色々と試してみました。
その中でも、私が簡単に行えて効果があったと思うものを紹介します。
【産後骨盤】整体師リュウさん
動画内では自分の手を使用してケアを行なわれていますが、テニスボール等の使用もおすすめされています。
出産時のいきみ逃しにも使えるので、ネットでお手頃価格のテニスボールを購入して行いました。
また、購入したテニスボールはマッサージにも使用しました。
夫にお尻〜腰にかけてマッサージをしてもらいました。私が横になった状態で、痛いところをコロコロと刺激してもらうだけの簡単マッサージです。
夫は反対の手で携帯を触りながらの片手間マッサージでしたが…笑
でもそれくらいのゆるい感じでも、十分気持ち良かったです。夫婦の触れ合いの時間にもなるしおすすめです。
骨盤ベルト
産後用に買っていた、妊婦さんお馴染みのトコちゃんベルトⅡを使用しました。
下記、トコちゃんベルトの青葉さん公式HPでの商品紹介文です。
トコちゃんベルトⅡは仙腸関節をサポート
妊娠中~産後の骨盤関節のゆるみに。トコちゃんベルトⅡは骨盤を前から後ろに支え、お尻側を寄せる骨盤ベルトです。トイレが近くなった、腰まわりの不安感などが気になるという方や、妊婦さん以外の方にもおすすめです。
こんな方に
・腰がつらい
・トイレが近い
・産後に大きくなったお尻が気になる
・足が開き気味
・骨盤にゆるみを感じる
引用:https://tocochan.jp/products/belt2/
骨盤ベルトを着用したからと言って、すぐに痛みがなくなる!というわけではありませんが、骨盤が支えられている感じがあり、悪化を防いでくれるかなという気はしました。
トコちゃんベルトは、着用するのに手間がかかり大変ですが、一度着ければトイレにもそのまま行けるので面倒くさがらず使用されることをおすすめします。
最後に
お腹も大きくなるし、ただでさえ不便なマタニティ期間。さらに坐骨神経痛にまでなってしまうと、本当に辛いですよね。
私も本当に悩み、色々と試しましたが、全て即効性があったわけではありません。痛みが魔法のようになくなる方法はないので、地道にマッサージなどを続けて、少しでも痛みを軽減して頂けたらと思います。
皆さんのマタニティライフがより良いものになりますように。
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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