こんにちは。もきゅママです。
私は現在、第一子出産を間近に控えた妊娠10ヶ月です。
ここまで無事に赤ちゃんが育ってくれて本当に良かったと思っていますが、私は妊娠初期から腹痛を感じることが多く、かなり不安の多い妊娠期間でした。
初めての妊娠ということもあり、ちょっとした腹痛でも不安になっていました。
普段なら気にしない様な腹痛だったとしても、お腹に赤ちゃんがいると、「お腹の赤ちゃんに異変があるんじゃないか…」どうしても心配になってしまいますよね。
私が妊娠初期〜妊娠中期あたりで感じた腹痛について振り返ります。こんなケースもあるんだな〜と参考に見ていただけたらと思います。
妊娠期間全般を通して腹痛を感じる事が多かったのですが、主に下記が印象に残っています。
・卵巣の腫れによる下腹部痛(妊娠初期 8w〜10wあたり)
→卵巣の腫れが落ち着く頃には、痛みを感じなくなった。
・おへその下あたり、下腹部の張り(妊娠中期 16w3d)
→心配で夜間受診したが、特に問題なし。
・下腹部が引っ張られる様な痛み「牽引痛」(妊娠中期 18w1d〜2~3日)
→寝ていても起きていてもかなり痛い。痛みは2〜3日で落ち着いた。
私の体格について
身長:153cm
妊娠前の体重:46.5Kg BMI:19.86
悪阻で減少した時:44.5Kg
妊娠10ヶ月(38週)現在:51Kg
吐き悪阻で体重が減少したこともあり、体重の増えは比較的緩やかでした。
定期健診の際、よく腹痛を先生に相談していたのですが、都度「あなたは小柄だから、違和感や痛みを感じやすいかもしれない」と言われました。
体格が小さめなので、その分身体の変化を感じやすいということもある様です。
卵巣の腫れによる下腹部痛(妊娠初期)
妊娠初期に卵巣の腫れを指摘されました。
卵巣の腫れは経過観察で小さくなったのですが、最初の頃は卵巣あたりに痛みを感じていました。
↓卵巣の腫れを指摘された件について、詳しくは下記記事にまとめているので、興味がある方はこちらもご覧頂けたらと思います。
●妊娠初期に起こる卵巣の腫れについて●
妊娠初期には卵巣に痛みを感じることがあります。これは、ホルモンの影響で卵巣が腫れるためにおこります。
妊娠初期には、「絨毛性ゴナドトロピン(hCG)」というホルモンが大量に分泌されます。hCGは、市販されている妊娠検査薬で妊娠を検知するために用いられる成分です。妊娠を継続しやすい環境を作るには、黄体ホルモン(プロゲステロン)の存在が欠かせません。プロゲステロンは黄体から分泌され、hCGは黄体の機能を維持させるはたらきがあります。このとき、hCGによる過剰ま刺激または卵巣の過剰反応により、黄体に水がたまって卵巣がはれることがあります。これを「ルテイン嚢胞(のうほう)」と言います。妊娠初期の卵巣の腫れや卵巣痛は、ルテイン嚢胞である可能性が高いでしょう。
卵巣の腫れの痛みは、チクチク、ピリピリ、ひきつるような痛みと形容されます。左右どちらかだけの人もいれば、両方痛むという人もいますので、症状は様々です。
hCGの分泌は妊娠8週から10週目くらいがピークで、その後だんだん低下してきます。妊娠15週から16週頃になると卵巣の腫れも自然に引いてきますので、卵巣痛もなくなります。
基本的に治療などは必要のない生理的な痛みですが、妊娠中期になっても痛みが緩和しない場合は受診されることをおすすめします。
引用:AskDoctors https://www.askdoctors.jp/articles/200914
私は左の下腹部・足の付け根あたりにチクチクした痛みを感じていました。定期健診の際、先生に相談したところ「そこは卵巣の位置なので、痛みが耐えられないほど酷くなるようならまた受診して下さい」と言われました。
経過観察で、卵巣の腫れが落ち着く頃(10週頃)には、痛みも自然と感じなくなっていました。
下腹部の張り(妊娠中期)
妊娠中期の5ヶ月になりたての頃、お腹のおへそより下あたりに違和感がありました。
・おへその下あたりがきゅ〜っとボールの様に硬くなる感覚があり、触ると実際に硬い
・常に硬いわけでなく、柔らかい時間もある
この頃はまだ、「お腹が張る」という感覚が分かりませんでしたが、普段とは明らかに違う状態になっていて、これが「お腹が張る」と言うことなのかな?と思いました。
16w3dの時、16時頃〜この様なお腹の違和感があり、ベットに横になっていてもおさまりませんでした。ネットで検索すると、「お腹の張りがずっと続く場合は病院を受診しましょう」と書かれており、とても心配になりました。
夜になっても違和感が続いていたので病院へ電話すると、診てくれるとのことで夜間に受診。
赤ちゃんの心臓は問題なく動いており、子宮頸管にも問題なし。
先生には、子宮が大きくなってきていて、そのことで違和感があるのかもしれないと言われました。
この違和感は、妊娠5ヶ月の頃によく感じましたが、一度診て頂いていたこともあり、異常な違和感ではないな、と思って過ごすことが出来ました。
下腹部が引っ張られる様な痛み「牽引痛」(妊娠中期)
妊娠中期の18w1dの時に左下腹部に激痛が走ったことがあります。その日は1日中痛かったです。
ピークは1日目でしたが、2〜3日は痛みが続きました。
痛さの種類として、子宮の痛さというよりは、その外側の筋だなと感じていました。次の日が定期健診ということもあったので、その日は1日様子を見ていました。
翌日の健診では、母体にも赤ちゃんに異常なし。
先生に子宮が大きくなる時に感じる痛み「牽引痛(けんいんつう)」だろうと言われました。
●牽引痛とは●
妊娠初期〜中期に、左右どちらかの足の付け根や脇腹の下の方に引っ張られるような痛みが起きることがあります。これは、子宮を支える「円靭帯(えんじんたい)」が引っ張られている痛みです。このような靭帯の痛みを牽引痛(けんいんつう)や円靭帯症候群と呼んでいます。
牽引痛は、子宮の外側の靭帯の痛みのため、赤ちゃんに悪影響はありません。
引用:産婦人科オンラインジャーナル https://journal.obstetrics.jp/2021/07/14/round_ligament_pain/
確かに普通の腹痛とは違って、筋が痛んでいるような感覚でした。
私は寝ていても起きても痛く、痛みを感じた初日はただ寝ているだけで何も出来ませんでした。
牽引痛は比較的多くの妊婦さんが経験する痛みの様です。
最後に
初めての妊娠を通して色々と身体の変化や不調を経験し、本当に心配になる日が多かったです。
そして感じたのは、少しでもおかしいと思ったらかかりつけの産婦人科に相談すること!
「何度も電話してめんどくさがられないかな?自分の勘違いだったら恥ずかしいしな…。」と思う方もいるかもしれませんが、お腹の子を守れるのは自分だけだし、異変を感じとって対処してあげれるのも自分だけです。
私も何度も電話相談しましたが、症状だけではわからないから来てくださいと言われ、きちんと診てくれました。
夜間診療を受けたり、定期健診以外で受診して、もちろんお金もかかりましたが、しっかりとエコーで診てもらえて、不安が解消出来ました。
また、「今感じている種類の痛みなら、赤ちゃんに問題はなさそうだな。」と次の健診までのちょっとした安心材料にもなりました。
先生や助産師さんに言われたのは、「耐えられない痛みもしくは出血がある場合は危険。痛さで眠れなくなったりする」とのこと。ただ、ちょっとした違和感でも、不安で眠れない夜を過ごしたり、自己判断で大事になってしまうよりは、受診したけど問題なかった、よかった〜!と安心できる方が断然いいです。
1人で悩みすぎず、ゆったりとした気持ちで妊娠生活を送って頂けたらと思います。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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